ジギングの糸切れ原因!簡単解決法

ジギングの糸切れ原因!簡単解決法

ジギングは釣り愛好家にとって魅力的なテクニックの一つですが、その楽しさを最大限に引き出すためにはしっかりとした準備が必要です。

特に糸切れ(ラインブレイク)は、釣行に大きな影響を与える重要な要素です。本記事では、ジギング中に糸が切れる主な原因や、それを防ぐためのポイントについて詳しく解説します。様々な原因や対策を理解することでトラブルを防ぎ、より快適な釣りを楽しみましょう。

各項目についての詳細な内容に進み、ターゲットのキャッチ率を高めるためのアドバイスをご紹介します。

適切なラインの選び方

適切な糸を選ぶことは、狙うターゲットにおいて非常に重要です。この記事では、糸の種類、強度、太さ、素材、釣りに最適なラインを選ぶための基本知識をご紹介します。

ラインの種類と特徴

釣りのラインには大きく分けて、代表的なフロロカーボン、ナイロン、PE、があります。それぞれのラインには異なる強度と特性があり、釣りの目的や釣る魚の種類に応じた選択が求められます。

ラインの張り(硬さ)は、フロロカーボン>ナイロン>PEとなります。
比重は、フロロカーボン>ナイロン>PEとなります。
伸び率は、ナイロン>フロロカーボン>PEとされています。

フロロカーボンは、PEやナイロンより張りがあり伸びが少なく、光の屈折率により水中では見え難くなると言われており、魚に対して有効とされています。

ナイロンは伸びがあり、ロッドで対応しきれない魚のエラ洗い、急な引き込みなどのショックを吸収する能力があります。ナイロン糸はリーズナブルで使いやすく、多くの釣り初心者に適しています。

PEラインは、ナイロンやフロロカーボンと比べ直線強度が非常に高く、ラインの伸びが少ないため、ラインにテンションがかかっているとき、ターゲットのバイト(あたり)が敏感に感じられます。
結束する場合、ナイロンやフロロカーボンのように、クリンチノット等「結ぶ」と結束強度が著しく低下すると言われています。結束強度をできる限り落とさず結束するには、FGノット等「編み込み」と言われる結束方法が良いです。
PEラインは同じ強度のナイロン、フロロカーボンラインより非常に細くする事ができます。リールのラインキャパシティに余裕を持たせる事ができ、ロングキャスティング、ディープジギング、大型魚との駆け引き時、ライン残量の心配が軽減されます。

ラインを選ぶ際には、釣りの環境とターゲットに合わせたラインを選ぶことが重要です。釣りの環境やタックル、ターゲットに応じて、適材適所で使い分けることが求められます。

適切な太さとその選択基準

ラインの太さや種類は、ターゲットのキャッチ率成功に大きく影響します。ラインの太さは、使用するリールとロッド、フック等小物、釣る魚の種類に応じて選ぶ必要があります。
細い糸はキャスティングの距離が伸び、ルアーが動きやすくなる利点がありますが、強度が弱くなりラインブレイク、大物との駆け引きに時間がかかってしまいます。
太い糸は強度が高く、大型魚や障害物の多いポイントでの釣りに適していますが、キャスティングの距離が短くなる場合があり、ディープジギングでは潮の影響を受けやすくなるので使用するメタルジグの重さが重くなります。適切な太さを選ぶためには、釣り場の状況や魚種、魚のサイズに合わせて選ぶことが大切です。

ラインの交換時期とタイミング

釣り糸は使用状況に応じて劣化していくため、定期的な交換が必要です。ナイロン糸は紫外線や摩擦により劣化するので、数回の釣行ごとに状態をチェックし、適切なタイミングで交換することが推奨されます。フロロカーボンはラインが白く濁ってきたら交換しましょう。ナイロン、フロロカーボン、PEラインは、ラインに激しくヨレができたり、毛羽立ちがみられたり、ラインカット、エアノットで出来た結び目(ほどいた場合)も交換をしましょう。大物を釣り上げた後や他のアングラーのラインが絡んだり(お祭り)、根ズレ、船底、魚体による擦れで損傷が見られる場合も交換が望まれます。

ライントラブルの回避

ライントラブルを回避するためには、ラインが摩耗しやすい箇所を定期的に確認しましょう。
指にラインを掛けキャストやサミングを繰り返し行うとラインが摩耗し、ラインブレイクしてしまう場合があります。また、メインラインとリーダー結束部もキャストを繰り返す事によってガイドに接触し、結束部が摩耗や解れによりラインブレイクしてしまう場合があります。トラブルを回避するため、すっぽ抜けも考慮して結束し直します。どちらも釣行中、定期的に確認し、摩耗、解れがあればラインカット、結束しましょう。
釣行後ロッド1本分程ラインを引き出しラインカットすると次の釣行でのラインブレイクを大幅に回避する事ができます。また、リールに糸を巻く際には、適切なテンションで均等に巻くことが求められます。過度なテンションや不均等な巻き取りは、バックラッシュ、ラインブレイクを引き起こす可能性があります。これらのコツを実践することで、ラインの耐久性を最大限に引き出すことが可能です。

ラインのメンテナンス

ラインのメンテナンスは、釣り糸の寿命を延ばし、性能を維持するために非常に重要です。日常の手入れや保管方法、クリーニングや点検についてもお伝えします。

日常の手入れ

釣り糸を長持ちさせるためには、日常の手入れが欠かせません。釣りが終わった後は、糸の表面に付着した汚れや塩分を軽く水洗いし、風通しの良い場所で乾かすことが重要です。必要ならばラインコート剤を差してメンテナンスを行います。

使用後の正しい保管方法

釣り糸を使用した後の保管方法も、糸の寿命に大きく関わります。まず、ナイロンやフロロカーボンは、直射日光、高温多湿を避けて保管することが基本です。リールに巻いたまま保管する場合は、糸が緩まないようにスプールバンド等で固定し、絡みを防ぐ工夫も必要です。

トラブルシューティング

ラインを新品に交換したのに頻繫に高切れしてしまう場合は、ロッドガイド、スプールエッジ等ラインの接触すると思われる部分をチェックします。傷、ガイドの欠け割れが有る場合は交換、修理を行います。

最後に

釣りの環境とターゲットに合わせたラインを選び、メンテナンスをして、より快適な釣りを楽しみましょう。

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